Thigh chafing: how to soothe it and stop it coming back

股ずれの治し方と対策:痛みをやわらげ、繰り返さないために

股ずれは、太ももの内側どうしがこすれて起こる肌の炎症です。今夜からできる治し方、防止に役立つもの(ショートパンツ、バンド、クリーム、パウダー)、股ずれ防止パンツの選び方、黒ずみ、受診の目安をまとめました。

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股ずれは、太ももの内側どうしがこすれ合って起こる肌の炎症です。汗、暑さ、長く歩くことで悪化します。体重だけの問題ではなく、ランナーにも、夏にワンピースを着る細身の女性にも、どんな体型の人にも起こります。治すには、こすれを止め、やさしく洗って、肌を保護すること。軽い股ずれなら、ふつう数日でよくなります。防ぐには、太ももの間に何かをはさむことです。股ずれ防止のショートパンツのような布か、肌をすべりやすくするクリームなどです。

Leonie & Coは股ずれ対策にはける3Dショートパンツを作っているので、このテーマには利害関係があります。ここでは、私たちが売っていないものも含めて、すべての選択肢を比べます。カビ(真菌)による皮膚の病気については、日本皮膚科学会の資料を本文中にリンクしています(2026年10月15日に確認)。

股ずれの原因:太ももの内側がこすれて傷むのはなぜ?

股ずれのもとは摩擦で、湿気がそれを悪化させます。汗で湿った肌はやわらかくなって傷つきやすく、布や肌どうしもこすれやすくなるからです。太ももの内側のこすれは年齢や体型を問わず起こり、暑い時期にひどくなりがちです。ふつうは、いくつかの要因が重なっています。

要因 なぜ関係するのか
太ももどうしが触れる 一歩ごとに同じところの肌がこすれます。いろいろなサイズで起こり、筋肉質の太ももでも起こります
汗と湿気 湿った肌はふやけて、傷つきやすくなります
暑さ 汗が増え、スカートやワンピースでは太ももの内側が素肌のままになります
距離と運動量 街歩き、ハイキング、ランニングで、こすれる回数が何倍にもなります
服 汗で濡れた服が肌に張りついたままだと刺激になります。縫い目、タグ、ずり上がるショートパンツもこすれます

股ずれの見た目と症状

程度 見た目と感じ方
軽い 赤み、ヒリヒリやピリピリする痛み、かゆみ、肌が熱っぽい
中くらい ところどころ皮がむけてただれる、小さな水ぶくれ、皮むけ、歩くと痛い
重い 肌がひび割れる、出血する、じくじくする、痛みが強くなっていく

股ずれに似たものが2つあります。ひとつはあせもで、汗が皮膚の中にたまってできる、かゆい小さなぶつぶつです。もうひとつはカビ(真菌)による皮膚の病気です。日本皮膚科学会と日本医真菌学会の診療ガイドライン(2025年)によると、皮膚カンジダ症でもっとも多いカンジダ性間擦疹は、股や太ももの付け根、皮膚のくびれなど、蒸れやすいところにできる、境目のはっきりした赤い発疹です。ただれ、薄い皮むけ、小さな膿をもったぶつぶつ、そして周りに散らばる小さな発疹が特徴です。股には、いんきんたむし(股部白癬)ができることもあり、日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aは、湿疹と間違えられやすく、ステロイドの塗り薬で悪化することがあると説明しています。カビによる発疹には抗真菌薬での治療が必要なので、こうした様子なら皮膚科で診てもらってください。

股ずれの治し方

軽い股ずれは家で手当てできます。まず、こすれの原因を取り除きましょう。

  1. こすれを止める。 原因になった運動や活動をいったんやめ、清潔でゆったりした服に着替えます。
  2. やさしく洗う。 ぬるま湯と刺激の少ない石けんで洗い、やわらかいタオルで押さえるように水気をとります。こすらないでください。
  3. 保護する。 ワセリンか保護クリームを薄く塗ると、摩擦が減り、肌が落ち着きます。
  4. 肌を休ませる。 夜はゆったりした服を着て、治るまで何もこすれないようにします。
  5. しみるものを避ける。 スクラブや、香料やアルコールの入った製品は使わず、治るまでその部分のムダ毛の処理も控えます。

軽い股ずれは、ふつう数日でよくなります。よくならない、または悪化するなら、医療機関を受診してください。感染や強い炎症があれば、抗真菌薬や抗菌薬など、状態に合った薬を処方してもらえることがあります。

股ずれを防止する方法:対策の比較

防止の基本は2つです。太ももの間にバリアをつくること、そして肌を乾いた状態に保つこと。よく使われる対策を比べました。

対策 仕組み よい点 気になる点 向いている場面
股ずれ防止ショートパンツ(スパッツタイプを含む) なめらかな布が太ももの間に入る 一日もつ、塗り直し不要、ワンピースの下にもはける 暑い日は一枚増える。ずれないよう、サイズが合っている必要がある 普段使い、ワンピースやスカート、長く歩く日
太もも用の股ずれ防止バンド 太ももの付け根にそれぞれゴムのバンドを巻く ショートパンツより涼しく、目立ちにくい ずれたり食い込んだりすることがある。守れる範囲が狭い 丈の短いワンピース、暑い日
股ずれ防止クリーム・スティック すべりやすい膜で肌の摩擦を減らす 小さくて、さっと塗れる 汗で落ちるので、塗り直しが必要 スポーツ、短い外出
ワセリン 肌をすべりやすくし、保護する 安い。すでに荒れた肌の保護にも使える べたつき、服にしみがつくことがある。歩くうちに落ちる 家にいるとき、荒れた肌への夜のケア
パウダー(ベビーパウダーなど) 湿気を吸う 肌をさらっと保つ 汗が多いとダマになる。傷のある肌には使えない 汗が少なめの日、過ごしやすい日
吸汗速乾素材の服 汗を肌から逃がす ほかの対策がよく効くようになる 太ももが触れるなら、これだけでは足りない スポーツ、暑い日

クリームなどは体を動かす前に塗っておき、たくさん汗をかいたら着替えましょう。縫い目やタグにも注意してください。それ自体がこすれの原因になることがあります。

やせれば股ずれはなくなる?

確実ではありません。体重が多いと股ずれは起こりやすくなりますが、太ももはいろいろなサイズで触れ合いますし、筋肉質の太ももでもこすれます。ランナーは体重に関係なく股ずれを起こします。バリアと乾いた肌は、今のサイズのままで、今日から効きます。

シーン別の股ずれ対策

シーン いちばん効く対策
夏のワンピースやスカート ペチパンツ代わりに薄手のショートパンツ、または太もも用バンド。短い外出ならクリーム
一日歩く日、街歩き、ハイキング 裾がずり上がらないショートパンツ。こすれやすいところにクリーム。休憩のときに肌の汗をふいて塗り直す
ランニング、ジム、サイクリング 体にフィットする吸汗速乾のショートパンツやタイツ。始める前にクリーム。長距離のサイクリングにはパッド付きのパンツ
暑さと湿気 薄くて通気性のよい一枚。汗をかいたら早めに着替える
スカートで仕事をする日 スカートの下にショートパンツ、または透けにくいタイツ。肌どうしのこすれも防げる
妊娠中や体重が変わったとき 合ったサイズのショートパンツ。体が変わったら、サイズを確かめ直す

暑い日に夕方の足首のむくみも気になるなら、足のむくみの原因は?病気のサインと解消法をご覧ください。

股ずれ防止パンツの選び方

チェックすること なぜ大切か
裾が、太ももどうしが触れる部分(ふつうは太ももの半ばまで)を覆っている 裾が短いと、こすれる部分が素肌のまま残る
歩いても裾がずり上がらない 裾が上がると守れなくなり、新しくこすれる縁ができる
なめらかで通気性のよい生地 摩擦が少なく、汗がこもりにくい
内ももの縫い目が平ら 盛り上がった縫い目は、それ自体がこすれる
ヒップの寸法で確かめた、合ったサイズ 小さすぎると丸まって食い込み、大きすぎるとずり上がる
薄くて透けない 軽いワンピースの下でも目立たない
食い込まないウエスト 一日中はいていられる

股ずれの黒ずみ:内ももが黒くなったら

刺激が繰り返されると、太ももの内側の肌が黒ずむことがあります。地肌の色が濃いめの人ほど目立ちやすく、炎症後色素沈着と呼ばれます。こすれがなくなれば、ふつうは数か月かけてゆっくり薄くなっていきます。ですから、新しい刺激を防ぐことが最初の一歩です。スクラブや、レモン汁のような民間療法は肌をさらに刺激するので避けてください。黒ずみが気になる、なかなか薄くならないという場合は、皮膚科医に相談できます。

股ずれで受診したほうがいいとき

  • 感染のサイン:膿が出る、痛みがどんどん強くなる、熱をもつ、赤い筋が広がる、発熱がある。感染が広がると、皮膚の深いところの感染症(蜂窩織炎)になることもあります。
  • 赤く、とてもかゆく、じくじくした発疹で、周りに小さなぶつぶつが散らばっている。カンジダなど、カビによるものかもしれません。
  • 数日たってもよくならない、または悪化している。
  • 糖尿病がある、または血行が悪く、傷が開いている。
  • しっかり予防しても繰り返す。皮膚科医が別の原因を調べてくれます。

私たちの3Dショートパンツの位置づけ

私たちの3Dショートパンツは太ももの半ばまでの丈で、レギンスと同じ立体的な3D編みで作っています。布が太ももの間に入るので肌どうしがこすれず、裾はずれにくいように設計しています。編み地はフラットでマットなので、ワンピースやスカートの下にもはけます。サイズはSから2XLまでで、ヒップ107 cmまでに対応し、レギンスより小さめのサイズ感です。それより大きいサイズの方や涼しい季節には、Sから5XLまである3Dレギンスも、肌どうしのこすれを防ぎます。

これは服であって、治療ではありません。肌がすでにただれているなら、まず上の手当てで治してください。全色は3Dショートパンツのコレクションでご覧いただけます。大きいサイズの方のサイズ選びは、大きいサイズの着圧レギンスの記事でまとめています。

よくある質問

股ずれはどうやって治せばいい?

こすれの原因をやめ、ぬるま湯と刺激の少ない石けんで洗い、押さえるように水気をとってから、ワセリンか保護クリームを薄く塗ります。治るまではゆったりした服を着てください。軽い股ずれは、ふつう数日でよくなります。よくならない、悪化する、感染のサインがあるときは受診してください。

ワセリンは股ずれに効く?

しばらくの間は効きます。ワセリンは摩擦を減らし、すでに荒れた肌を保護します。ただ、汗や歩くことで落ち、服にしみがつくこともあり、塗り直しが必要です。暑い日に一日中過ごすときや長く歩く日は、股ずれ防止ショートパンツのような布のバリアのほうが長もちします。

やせれば股ずれはなくなる?

確実ではありません。体重が多いと起こりやすくなりますが、太ももはいろいろなサイズで触れ合い、筋肉質の太ももをもつアスリートにも股ずれは起こります。肌を乾いた状態に保ち、太ももの間にバリアをつくることは、どんなサイズでも今日から効きます。

股ずれが治るまでどれくらいかかる?

軽い股ずれなら、こすれがなくなれば、ふつう数日でよくなります。皮がむけてただれている、水ぶくれがあるときはもっと時間がかかり、感染していれば治療が必要です。数日たってもよくならない、または悪化しているなら受診してください。

パウダーと股ずれ防止クリーム、どちらがいい?

役割が違います。ベビーパウダーなどのパウダーは湿気を吸うので、汗が少なめのときに向いています。クリームやスティックは運動中の摩擦を減らしますが、汗で落ちます。どちらも傷のある肌には使いません。暑い日に長く過ごすなら、布のバリアがいちばん確実です。

股ずれがあるときに運動してもいい?

肌が治るまでは、原因になった運動を休むほうが安心です。どうしても続けるなら、ずれないフィットしたショートパンツと、バリアになるクリームなどで守り、しみる、出血する、じくじくするときはやめてください。

股ずれ防止にいちばんいいショートパンツは?

太ももどうしが触れる部分を覆う丈があり、裾がずれず、なめらかで通気性のよい生地のものを選んでください。内ももの縫い目が平らなこと、ヒップに合ったサイズであることも大切です。ゆったりしたペチパンツより、体にフィットするスパッツタイプのほうがずり上がりにくいです。

正直なまとめ

股ずれは摩擦と湿気が重なって起こり、どんな体型の人にも起こります。治すには、こすれを止め、やさしく洗い、ワセリンを薄く塗って肌を守ること。軽い股ずれは数日でよくなります。防止するには、布かクリームで太ももの間にバリアをつくり、肌を乾いた状態に保つこと。ずれないショートパンツがいちばん長もちし、クリームやパウダーは手軽な応急策です。感染のサイン、カビのような発疹、よくならない股ずれがあれば、受診してください。